【初心者でもわかる製造業向けBI活用講座】巷で話題のBIツールを用いたデータ解析事例紹介!

 どーも、豆腐です。

今日は巷で話題のBIツールの活用術についてまとめます。

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BIツールとは

BIとはBuisiness Intelligence toolの略で、

例えば手持ちのエクセルファイルや、会社のデータベースなど様々なデータを自動でまとめたりレポートの自動作成、関係者への配布といった作業まで行ってくれます。

常日頃から膨大なデータを整理し、報告書作成に追われている方は、BIツールで業務負荷を減らすことが可能です。

今日は、私が作ったレポートを紹介します。

取り扱うデータですが、会社のデータは使えないので、下記から適当なデータを拝借しています。

ちなみに、BIツールについてはいろんなものがありますが、私はMicrosoftのPower BIを使用しています。いくつかソフトを使ってみましたが、PowerBIが使いやすかったです。

BIツール活用事例紹介

たとえば皆さんも働いていてこんなことはないでしょうか。

部長「豆腐くん、このデータを明日の会議までにいい感じにまとめといてくれたまえ。」

豆腐「・・・わ、わかりました。」

⭐︎⭐︎次の日⭐︎⭐︎

部長「では、豆腐くん説明してくれたまえ。」

豆腐「はい、都道府県別、業者別で就業者数を集計すると、こうなります。」

部長「んー、わかりにくいな。2020年の東京都の業種別比率は?」

課長A「主要都市のデータだけ、見たいんだけど…」

課長B「年度別で見ると、就業者数って減ってるの?」

課長C「製造業だけのグラフを見せてよ。」

豆腐「あわわわわわ…」

部長「豆腐くん、会議で出た宿題を明日までにまとめてくれたまえ。」

豆腐「••••はい。」

みなさんにも、このような経験はないでしょうか。事前に言ってくれれば、エクセルで準備できますが、突然いろんなことを言われても対応できませんよね。

しかし、BIツールを使えば瞬時に対応可能です。今回作成したのは、この4枚のグラフです。

①都道府県別就業者数(業種で色分け)

②業種別就業者数/業種別就業者比率
グラフ, 円グラフ

説明は自動で生成されたものです
③調査年別就業者数(業種で色分け)
グラフ, 棒グラフ

説明は自動で生成されたものです
④データ集計表
テーブル

説明は自動で生成されたものです
各グラフの上部には「県」「性別」「調査年」「業者」のタブがあり、情報を選択できます。こうしておけば、データ量が多くても、確認したいデータだけを簡単に選択できます。
では、 翌日の会議の様子を見てみましょう。
⭐︎⭐︎さらに次の日⭐︎⭐︎
部長「豆腐くん、では東京都の業種別比率を教えてくれ。」
豆腐「はい。専門技術職の割合が多いです。県別でみても、東京都の専門技術職の人数は最も多いです。」   
 
課長A「主要都市のデータはどうだ?」
豆腐「ピックアップするとこんな感じです。」
豆腐「2005年以降で、5年おきに100-150万人程度純減しています。」グラフ, 棒グラフ

説明は自動で生成されたものです課長C「製造業だけのグラフを見せてみて。」
豆腐「生産工程事業者を見ると、愛知県がNo1です。愛知県は全業種だと4位なので、やはりトヨタの影響力はすごいですね。」ヒストグラム が含まれている画像

説明は自動で生成されたものです

こんな感じで、データのグラフ化や集計は、タブを選択するだけでどんなパターンにも対応可能です。

「エクセルでもできるんじゃない?」と思った方もいると思いますが、BIツールの強みは、データサーバーのデータや、共有フォルダに保存されているエクセルデータを自動で持って来ることが可能で、一度シナリオを作ってしまえばデータのコピペをする必要がなく、データを見るところから仕事を始められる点です。

毎月の定例報告などは、BIのデータ更新ボタンをポチッとすれば、自動で更新されるので、資料準備を大幅に短縮できます。

実際、私自身の業務も膨大なデータ整理との戦いでしたが、大幅に時間削減できました。

また、異動に伴う業務の引き継ぎも、BIで作成したシナリオを渡すだけで、煩雑な作業を引き継ぐことが可能となりました。

年度別のコスト解析販売推移操業条件と製品分析結果の相関図作成など、アイデア次第で様々な業務に応用可能です。

「私も使ってみたいけど、使い方がわからない…」という方がいれば、今回作成したシナリオの作り方も今後まとめてみようと思います。

今回の記事で、BIツールを使ってみたいと思った方があれば幸いです。

以上、豆腐がお送りしました!

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