どーも、豆腐メンタルです。
本日は、海水アクアリウムを格安で始める方法についてまとめたいと思います。
なぜ海水アクアリウムを始めたのか?
4月に入って暖かくなり、海に遊びに行ける季節になってきました!我が家も先日行ってきました。
海に行って、ヤドカリやカニなどを捕ると、子供は喜んでくれますが、「おうちに連れて帰りたい」といってきますよね。
我が家のお兄ちゃんも、実は一年前に「ヤドカリ君をつれてかえりたいんやぁ・・・」といい、私を困らせました。しかし、普段はわがままを言わない我が子がこんなことを言うなんて、よほど飼いたいのだなと思い(甘すぎるよ、父ちゃん・・・)、連れて帰ることとなりました。
子供の夢を叶えるのはお父さんの仕事!ということで、一年間ヤドカリの飼育をがんばりました。
そこで今日は、海で取った魚、カニ、ヤドカリを簡単に家で飼う方法について紹介したいと思います。
海の生物を家で飼うために準備するもの
海の生物を飼うために、まずは道具をそろえましょう。今回紹介するのは、ヤドカリと一緒に、小さな熱帯魚(たとえばカクレクマノミなど)くらいなら飼うことができる装備です。
・水槽
水槽については、ヤドカリやカニを飼うだけであれば、100均の水槽でも問題ありません。しかし、せっかく飼うならもう少し大きめの水槽をおすすめします。
私が使用しているのは、30cm水槽(水量16L)ですが、ヤドカリ、貝、海老+熱帯魚1匹を入れても問題ありません。大きい水槽の方が水質は安定しますが、水替えが面倒になります。
初心者は、30cm水槽が扱いやすく、値段も安価でおすすめです。付属品として、ヒーター、フィルターも必要となります。
※安い水槽(フィルター付き)と海水用ヒーターのリンク
・海水のもと
海水については、海水の元を使って海水をつくりましょう。生物を長生きさせるためには、水替えが必須ですが、毎回海に海水を取りに行くのは大変ですし、汚れや雑菌が混入するため、やめましょう。
海水を水道水から作る場合は、塩素を除去する必要があるため、カルキ抜き(たとえばアクアセイフ)を購入しましょう。海水は比重を1.020〜1.023程度に調整する必要があるため、比重計も必須となります。
・隠れ家
海の中と同じになるように、岩や貝などを水槽に入れてアレンジしてみましょう。魚たちが隠れるスペースがあった方が、ストレスなく生活できます。我が家は、小さなライブロックとフジツボを入れています。ヤドカリや貝君達のおうちになっています。
海の生物を飼うための事前準備
水質を安定させるには、水槽内のバクテリアを増やす必要があるため、可能であれば生き物を捕りに行く前に、水槽を立ち上げておきましょう。水槽の立ち上げ時にバクテリアを導入するために、下記のいずれかを購入し水槽へ投入しましょう!
・ライブサンド(バクテリアが付着した砂)
・ライブロック(バクテリアが不酌した岩)
・バクテリア剤を投入
水質が落ち着くまで、1〜2週間程度かかります。できるなら事前準備しておきましょう。私の場合は、急な話だったので、ちかくのペットショップで海水を分けてもらい、何とか水槽を立ち上げました。
海の生物を死なせないためのポイント
・えさやり
えさはあげすぎると、水質を悪化させます。生き物が死んでしまう可能性があることを子供にはしっかり教えてあげましょう。
・水替え
水替えは必ず必要になります。えさの残りやフンから、魚に有毒なアンモニアが発生し、海水中のバクテリアがアンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩に分解してくれますが、海水内に硝酸塩が蓄積するため、硝酸塩を除去するためには水替えが必須です。
水替えをやれるかどうかが、長生きさせるポイントとなります。魚といえど命は命。がんばりましょう。
イギリスには「子供が生まれたら犬を飼いなさい」ということわざがあるそうですが、犬を飼えないご家庭は多い。しかし、ヤドカリならば費用も抑えられるし、命の大切さを子供に教えるための教材になってくれております。
気になる初期費用は?
以上、最低限必要と思われるものは以下となり、合計で8,705円。
水槽+ヒーター+海水のもと+比重計+海水の元+カルキ抜き+バクテリア砂+えさ
=2,267+1,790+1,269+823+335+817+1,404=8,705円
少しお高いと感じる方もいると思いますが、趣味としてはすごくリーズナブルと思います。また、アパート住まいでも生き物を飼うことができるのが嬉しいですよね。
以上、今回は海で取った生物の飼い方と、我が家の海水アクアリウムついてご紹介しました。夏目前となっておりますので、準備はお早めに!
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