どーも、豆腐メンタルです。
いよいよ夏休みがやってきました。皆様楽しくお過ごしでしょうか。
今年の夏は一つの目標を立てました。それは、野生のカブトムシ・クワガタ採集です。
虫が大好きな息子の目標
今年は息子と色々な生き物採集をしてきました。
そんな中、息子はある目標を打ち立てました。
息子「お父さん、カブトムシ取りたい。」
私も子供のころ、カブトムシを捕りたいとだだをこねました。そこで、今年はカブトムシ・クワガタを本気で採取することを、目標に掲げました。
カブトムシの採取方法
子供の頃は、網を片手に公園の木を闇雲に探していましたが、適当に探していてはカブトムシは捕れません。カブトムシの生態、生息地域を調査して、理詰めで捕獲する必要があります。
夏休みと言えば、自由研究で苦労した記憶がありますが、カブトムシ取りはまさに自由研究に最適です。ということで、30歳を超えるおじさんが、本気で野生のカブトムシを捜索した結果をまとめます。
①カブトムシの好きな木
まずはカブトムシがどこにいるかを調査しましょう。カブトムシが好きな木といえば、クヌギ、ニレ、ヤナギ、ナラ、タブ等ですが、初心者の目にはどれも同じに見えます。ひとまずクヌギ、コナラの2種類を確実に覚えましょう。葉っぱの形でわからない場合は、下に落ちているドングリの帽子を探してみましょう。これが落ちている場所には、カブトムシやクワガタがいます。
※クヌギの木写真集
②カブトムシが活動する時間
カブトムシは夜行性です。クワガタは昼間にも活動する傾向があるようです。チャンスタイムは夜で、夜間に光に集まってくるそうなので、雑木林の近くに街灯がある場所はチャンスです!
今回私が見つけた場所は、クヌギの木があり、近くに街灯があり、地面は腐葉土で覆われ、昼間に行くとカブトムシやクワガタの死骸が転がる、まさにカブトムシたちの楽園でした。
③現場を下見に行こう
カブトムシが捕れる時間は夜。夜になったら出かけようという方。絶対に下見に行ってください。夜間にクヌギを見分ける作業は大変です。また、明るいうちに現地に行くと、カブトムシの死骸などを見つけることができるため、生息場所に目星を付けておきましょう!
カブトムシを探しに行こう!
さて、ここまではインターネットでも簡単に調べることが可能です。ここで、私は壁にぶつかります。
クヌギの木ってどこにあるの?
ネットで調べて見ても、自宅近くでカブトムシが捕れる具体的な場所はほとんど出てきません。いったん情報が出てしまうと、乱獲される恐れがあるため、情報がほとんど無いのでしょう。
というわけで、ここからは情報収集の方法をご紹介。
①妻に聞く
公園情報は奥様方に聞くのがベストです。我が家の妻にドングリがたくさん採れる公園はどこ?と聞いてみたところ、候補をたくさん教えてくれました。
②学校のお友達に聞く
幼稚園や小学校のお友達の中には、カブトムシを取ったことのある子供が必ずいます。息子に情報収集させるのが近道です!
子連れでカブトムシ探しをする時に我慢すること
さて、ここまで色々な情報をあつめ、カブトムシとの遭遇率はかなり高まってきています。
・カブトムシは夜もしくは朝に取りやすい
・雑木林にいる
しかし、我が家の息子はまだ4歳。数々の苦難が待ち受けていました・・・
①夜は眠くなっちゃう
我が家は21時就寝、7時起床。カブトムシのゴールデンタイムに外に出歩くことはできません。以前、子供を連れ回して風邪を引かせてしまった私に取って、この時間に子供を連れ出すのは不可能でした・・・
お父さんが休日はしゃぎすぎて息子を終日連れ回した結果、風邪を引かせてしまい大反省をした話 - 豆腐メンタル父ちゃんイクメンへの道
②暗い雑木林は怖い
夜の雑木林は薄気味悪く、虫が苦手な大人の私ですら少し怖いです。19時くらいに息子を連れ出した際、車の中では「カブトムシ捕まえてやるぜ!」とはしゃいでいた息子も、現場に着くと「お父さん怖いから帰ろう」と言い出しました(笑)。
③朝は眠くて起きれない
こうなったら朝に行くしかないと思い早起きをしても、息子は起きて来ません(笑)
④カブトムシ以外の虫におそわれる
雑木林には色々な虫がいますので、子供の安全を確保しながら捜索するのはなかなか難しいです。長袖、長ズボンで万全の準備をして臨みましょう。
子連れでのカブトムシ採集は困難を極めます。「こうしたらとれるのになー」と思っても、なかなか思い通りに行かず、嫌になってしまうかもしれませんが、何とかがんばりましょう。
カブトムシ捜索奮闘記
では、我が家のカブトムシ捜索記をまとめます。
我が家のカブトムシ捜索は、諸事情でお昼に開始しなければなりません。場所は事前に調査したゴルフ場近くの公園です。
当然、昼の時間帯なので、まったくカブトムシがいる気配がありません。しかし、息子はカブトムシを捕る気満々です。息子の夢を叶えるべく、暑い中捜索を開始です。今回も全然いないなーと思い、地面に視線を落としてみると、こんな物が・・・
おそらく逃げ遅れてカラスの餌食となったカブトムシ君。これまで、数々の公園でカブトムシ捜索を行ってきましたが、今回の公園は違いました。期待を胸に捜索を継続しましたが、やはり時間帯が悪いのか、全くカブトムシは発見されません。
はやく息子があきらめておうち帰ろうといわないかなーなんて考えていると、黒いものが目の前をブーンと飛んでいきました。
虫探しを一ヶ月続けていて、いろんな虫を見てきましたが、ハチとは形が違うし、カナブンとは違って直線的な飛び方をしていました。カブトムシにしてはへらべったいなと思いながらも、その黒い物体を追いかけていくと、あるところで右折して雑木林の中へ・・・一生懸命追いかけて、ある木にたどり着くと、なんとそれは・・・
2匹のクワガタでした!!
どうやら、のこぎりクワガタの雄と雌がデートでお食事に来ていた模様。このチャンスを物にせねばと、必死の思いで捕まえました!
虫かごの中に納めた瞬間、我が子は
「よっしゃーーーー!!」
と大喜び。妻も一緒に虫取りに来ておりましたが、あんなに喜んだ姿は初めて見たそうです。
記念に一枚取りました。
カブトムシやクワガタは買えば500円くらいですが、野生の物を捕まえたときの感動ははかりしれません。息子のいい夏の思い出になったと思います。
カブトムシを必ず捕獲する秘策
一ヶ月間、カブトムシを捜索して、実は半ば諦めておりました。しかし、息子にはカブトムシを捕まえる感動を味合わせたいということで、ひとつ芝居を打とうと考えていました。虫をつかまえるための時間が捻出できないという方は、この方法を試してみてください。
①カブトムシが出そうな場所をリサーチ
②ペットショップでカブトムシを購入
③息子とカブトムシを捕りに行く
④木の上にカブトムシをセット
⑤わざとらしくカブトムシを発見する
この方法であれば、最短でカブトムシをGETできます!息子があれだけ喜んでくれるなら、すこしくらいインチキしても良いのではないでしょうか?
以上、我が家のカブトムシ捕獲大作戦(インチキあり)を記事にしてみました。息子さんからカブトムシをねだられたお父さんがた!買い与えるだけでなく、いっしょに捜索してみると良い思い出が作れるのでおすすめですよ!
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